映画『ティエリー・トグルドーの憂鬱』

Cast&Staff キャスト&スタッフ

ヴァンサン・ランドン [ティエリー・トグルドー役]

Vincent Lindon

<主なフィルモグラフィー>

1986 『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』
1986 『ハーフムーン・ストリートHalf Moon Street』
1988 『僕と一緒に幾日か』
1990 『ガスパール/君と過ごした季節』
1990 『セ・ラ・ヴィ』
1992 『女と男の危機』
1998 『パパラッチ』
1998 『肉体の学校』
2001 『女はみんな生きている』
2005 『チャーリーとパパの飛行機』
2008 『すべて彼女のために』
2009 『君を想って海をゆく』
2009 『シャンボンの背中』
2012 『母の身終い』

1959年7月15日フランス、オー・ド・セーヌ出身。アラン・レネの『アメリカの伯父さん』(80)に衣装のアシスタントとして参加。その後渡米。フランスに戻ってからル・マタン紙の記者として働きながら俳優を志すようになる。1983年「Le Faucon」で映画デビュー。80年代には多くの映画で助演をつとめた。86年にはジャン=ジャック・ベネックスの『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』、クロード・ソーテ監督『僕と一緒に幾日か』(88)がある。89年、その年活躍した若手に贈られるジャン・ギャバン賞を受賞。92年には、コリーヌ・セロ―監督『女と男の危機』でセザール賞主演男優賞に初めてノミネートされる。98年の『パパラッチ』では、脚本も担当した。「Ma petite entreprise」(99)、「Ceux qui restent」(07)、『君を想って海をゆく』(09)、『母の身終い』(12)でもセザール賞主演男優賞にノミネートされた。
1998年に女優サンドリーヌ・キベルランと結婚、一女を儲けたが離婚。
その幅広い演技力によって、コメディからシリアスな役までこなす、フランスを代表する名優の一人として知られる。

ステファヌ・ブリゼ [監督・脚本]

Vincent Lindon

<主なフィルモグラフィー>

1999 『Le bleu des villes』(監督、 脚本)
2005 『愛されるために、ここにいる』(監督、脚本)
2006 『Entre adultes』(監督、 脚本)
2009 『シャンボンの背中』(監督、脚本)
  セザール賞脚色賞受賞
  インディベンデント・スピリット賞
  外国映画賞ノミネート
2012 『母の身終い』(監督、脚本)
  セザール賞監督賞、脚本賞、主演男優賞、
  主演女優賞ノミネート

1966年10月18日フランス、レンヌ出身。ヴァランシエンヌ大学で、電子工学のディプロマ(DUT)を取得。
93年「Bleu dommage」で短編映画の監督と脚本デビュー。主演もつとめた。同作は94年のコニャック映画祭で短編グランプリを獲得。95年には俳優として『パリのレストラン』と短編「Ada sait pas dire non」に出演。96年の短編「L’oeil qui traine」でヴァンドーム映画祭グランプリを受賞、翌年のレンヌ、マメール、アレスの短編映画祭、サンドニ映画祭などでも賞を受賞した。
同作の評価により、99年「Le bleu des villes」で長編監督デビュー。同年カンヌ国際映画祭、監督週間に選出され注目を浴びる。ドーヴィル映画祭ではミシェル・ドルラノ賞(脚本賞)を受賞。その後、中編ドキュメント「Le bel instant」(03)、「Une vie de rêves」(05)を撮る。05年の『愛されるために、ここにいる』で、孤独に生きる初老の男が、タンゴのレッスンで知り合った女性との交流を通して、輝きを取り戻すまでを繊細に描き、フランスで半年にわたり上映された。同作はサン・セバスチャン映画祭で上映され、セザール賞3部門(主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞)にノミネートされた。
エリック・オルデの原作を、フロランス・ヴィニョンと共同脚色した「シャンボンの背中」は、セザール賞脚色賞を受賞。ヴァンサン・ランドンが主演した『母の身終い』では、セザール賞4部門(監督・脚本・主演男優・主演女優賞)にノミネートされた。

オリヴィエ・ゴルス [共同脚本]

1966年3月29日ドルドーニュ県ベルジュラック生まれ。文学でバカロレアを取得し、ソルボンヌ・パリ第4大学で歴史を学ぶ。19世紀の政治紛争についての論文で修士号を取得した。歴史雑誌に記事を寄稿した後、3年間「Les Dessous de l’histoire」誌で編集に携わる。その後TVシリーズの脚本を手がけるようになり、社会的テーマや、コメディ、歴史ドラマなど幅広い長編映画の脚本に携わる。11年のロシュディ・ゼム監督作「Omar m’a tuer」で注目を集め、セザール賞脚色賞にノミネートされた。最新作はロシュディ・ゼムが監督をつとめ、『最強のふたり』のオマール・シィが主演する『ショコラ』(16)。20世紀初頭、ショコラという愛称で親しまれたフランス史上初の黒人芸人と、かつて名声を博した白人芸人フティットの実話を映画化した感動作。